海外ドラマといえばこれっ「奥様は魔女」

「奥様は魔女」は何回も再放送されていますし、日本のドラマやハリウッド映画でもリメイクされているので若い方でもご存知の方が多いと思います。1964年から放送されたこのドラマは魔女であるサマンサが広告代理店に勤めるダーリンと結婚したことに始まる珍騒動とエリザベス・モンゴメリー演じるサマンサの口をこちょこちょっと動かして魔法をかける可愛らしいしぐさが人気を呼び、当時まだ珍しかったアメリカの生活様式への憧れがこのドラマをいつまでも日本人の記憶にのこる作品にしているのです。このドラマの肝はもちろん人間の夫と魔法使いの妻との夫婦愛ですが、そのほかの脇役にも味があってドラマにスパイスを与えています。とかくダーリンに厳しくいじわるをするサマンサの母エンドラ、夫妻の可愛い子供達タバサちゃんとアダム君、ダーリンの上司ラリーなどです。
ダーリン以外はサマンサの一族が魔法使いであることを知りません。何でも魔法で解決しようとするエンドラたちと人間界に溶け込むために自分の力でやろうとはしてみるもののついつい魔法を使ってしまう可愛い新妻サマンサにいつも困り果てているダーリンという「お約束」が笑いを呼び、娘のタバサちゃんまで魔法を使い出すという可愛らしい展開に
シットコムの王道をみる思いです。色鮮やかなファッション、広い家で開かれるホームパーティーなどの日本人が持つアメリカの生活に対するイメージはこのドラマで定着したのではないでしょうか。

今、海外ドラマが熱い

今、海外ドラマが人気です。特にハリウッドでつくられているアメリカのドラマが多くの話題を集めているのはご存知のことと思います。視聴率の下落が囁かれる日本のテレビドラマとどう違うのでしょう。まず、圧倒的な差はその制作費です。人気ドラマなら制作費は日本映画一本分に相当することもあるのです。監督、脚本、スタッフ、俳優もエンターテインメントの層が厚いハリウッドならではの質の高さがあります。またペイチャンネル向けに作られることも多いので脚本にタブーが少なく製作陣のやりたい物が出来るという強みもあるでしょう。反対に言えば、制作費に限りがありスポンサーや芸能事務所の意向を無視できない日本のドラマ業界は気の毒な状況にあるのです。CS、BS、ケーブルテレビ
の普及が進み海外ドラマを観る機会が増え、その質の高さや面白さが知られるようになるにつれ、逆に日本製ドラマのつまらない面や俳優陣の稚拙さが目立つようになりドラマ離れを加速させているようにも思えます。ハリウッドのドラマだけでなく今テレビをつけると目立つのが「韓流ドラマ」です。日本とくらべても制作費にそう変りがあるとは思えませんが人気があるのは、まさにドラマティックなストーリー展開と日本人にも親しみ易い俳優の顔立ち、そしてまだ知られていない自分だけのお気に入りの俳優を見つけることができる宝探し感覚によるのかもしれませんね。では海外ドラマにはどんなものがあるか見ていきましょう。