高評価「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」

このザ・ソプラノズはエミー賞を17回も受賞した近年では一番高い評価を受けたドラマです。内容はニュージャージーのマフィアのボスが精神的な不調で精神科医にかかりセラピーを受け始めるところから始まります。ゴッドファーザーシリーズのように思えるのですがそこは現代のマフィア。時代の締め付けは容赦なくこの社会にも押し寄せています。家族との関係、裏社会の重圧、マフィアという反社会的組織を描いてバイオレンスも過激なシーンもありながら普遍的なテーマ。親子、夫婦など家族の問題を描き出し大変高視聴率をかせぎました。全部で六シーズン続き、どのシーズンも高い評価を受けています。このようなテーマで過激なシーンも織り交ぜながら人間の業や本質を浮き彫りにできるのも製作がペイチャンネルのHBOで規制があまりかからないゆえだと考えられます。日本でいうと悩める任侠ものといった感でしょうか。日本でもWOWOWなどで放送していますが、本国ほどには話題にはなっていないようです。マフィアの土壌が日本人にはなじみがありませんし、過激なバイオレンス描写は敬遠されがちなのかもしれませんね。しかし、一回あたりの制作費を二億円かけているという贅沢なドラマ作りはセットひとつにしても並みの劇場用映画なみのクォリティーがあり、見ごたえのあるものだと思います。非常に高い評価をうけネットワーク作品ではなくペイチャンネル作品にも関わらずエミーの作品賞をうけたドラマです。一見の価値はありそうです。